大雅(読み)タイガ

デジタル大辞泉 「大雅」の意味・読み・例文・類語

たいが【大雅】

詩経」の分類の一。31編。六義りくぎ一つであるを、小雅とともに構成する。王朝の儀式宴席などでうたった詩で、周の歴史主題とした叙事的内容のものもある。
池大雅いけのたいが

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精選版 日本国語大辞典 「大雅」の意味・読み・例文・類語

たい‐が【大雅】

[1] 〘名〙 (「だいが」とも) 非常にけだかいこと。また、きわめて正しいこと。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)四「有道の詩を面目と云は大雅の君子ぞ」 〔漢書‐景十三王伝賛〕
[2]
[一] 「詩経」の大別の一つ。小雅とともに、「詩経」の詩の三大別である風・雅・頌の雅を構成する。周王朝の儀式、祭祀宴会などにうたわれた歌を収める。その一部は西周、多くは東周の作と推定され、周の歴史をうたう叙事詩も含む。

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普及版 字通 「大雅」の読み・字形・画数・意味

【大雅】たいが

詩経の詩。小雅に対していう。唐・李白古風、五十九首、一〕詩 大、久しく作(おこ)らず 我へなば、(つひ)に誰(たれ)か陳(の)べん

字通「大」の項目を見る

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百科事典マイペディア 「大雅」の意味・わかりやすい解説

大雅【たいが】

池大雅(いけのたいが)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「大雅」の意味・わかりやすい解説

大雅
たいが

池大雅

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