妙品(読み)みょうひん

精選版 日本国語大辞典 「妙品」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ひん メウ‥【妙品】

〘名〙
① すぐれた品質のもの。
随筆・玉洲画趣(1790)「唐土の賞鑑家にて妙品と致候は、皆渾厚清雅の体にて御座候
② 画や書で、三品(さんぴん)一つ神品に次ぎ、能品よりすぐれたもの。〔輟耕録‐叙画〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「妙品」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ひん〔メウ‐〕【妙品】

非常にすぐれた作品
書画で、三品さんぴんの一。神品に次ぐ品位気韻に富むもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「妙品」の読み・字形・画数・意味

【妙品】みよう(めう)ひん

絶品傑作。〔輟耕録、十八、叙画〕氣生動は、天に出づ。人其の巧を窺(うかが)ふ(な)き、之れを品と謂ふ。筆して、傳染宜しきを得、趣餘り、之れを妙品と謂ふ。

字通「妙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android