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子どもの統合失調症 【こどものとうごうしっちょうしょう】

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家庭医学館の解説

こどものとうごうしっちょうしょう【子どもの統合失調症 Childhood Schizophrenia】
 
[どんな病気か]
 統合失調症は、見たり聞いたりする知覚過敏性、考えたり判断する思考力の混乱などがおこり、幻覚(げんかく)や妄想(もうそう)といった症状を示す精神の病気です。多くは10歳代の後半以降、30歳くらいまでに発病します。
 この病気が子どもにおこることはまれですが、10歳以前にみられることもあります。
[症状]
 おとなのように、ことばで精神状態複雑な混乱状況を語ることはできない場合が多く、極度にファンタジックな、あるいは奇妙でグロテスクな遊び、漠然(ばくぜん)とした恐怖や不安による落ち着きのなさ、急に表へ飛び出そうとするなど突発的で不可解な行動などに、症状の現われることが少なくありません。
 また、幻視(げんし)や白日夢(はくじつむ)のような体験もみられます。儀式的にくり返される強迫症状は、よくみられる症状の1つです。しだいに活気がなくなり、内にこもるようすがみられますが、ささいなことにかんしゃくやいらいらを示し、ときには乱暴な行動に至ることもあります。
 一般に発病年齢が低いほど、精神の発達全般に歪(ゆが)みが生じ、後の精神荒廃重症になるとされています。子どもの異常に気づいたら、早め児童精神科医診察を受けてください。
[検査診断]
 子どもの場合、統合失調症の診断はかなりの期間経過をみて、慎重に行なわれます。
 さまざまな症状を示してくるために他の精神の病気と区別しにくく、自閉症(じへいしょう)、強迫性障害(きょうはくせいしょうがい)、恐怖症(きょうふしょう)、ヒステリー性の障害うつ病などとの鑑別必要です。
 また、精神発達遅滞や自閉症の子どもに、統合失調症様の症状がみられることもあります。
 思春期に一時的に過敏性や妄想的な思考がみられる場合がありますが、長い経過のなかでこのような症状をくり返すことのない場合は、統合失調症と診断されないでしょう。
[治療]
 統合失調症であることがはっきりわかれば、抗精神病薬による治療が基本になります。
 この病気は、症状がいったんよくなったようにみえても、治療を中断すると再発、悪化する可能性が高いので、精神科医の処方のもとに服薬を継続するべきです。
 子どもは不安が強まっているので、できるだけ穏やか騒音などのない状況におき、そばにおとながいて過干渉はせず見守るようにします。


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それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

子どもの統合失調症に近い言葉→統合失調症|統合失調症と広汎性発達障害|子どもの権利条約|子どもの村|子どもの権利擁護委員会|子どもの貧困率|子どもの戦争被害|子どもの医療費助成|栄養失調症|国連子どもの権利条約

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