世界大百科事典(旧版)内の子宮筋層内膜炎の言及
【子宮内膜炎】より
…子宮内膜炎の誘因には,流産,人工妊娠中絶,産褥子宮感染,性交による淋菌感染,婦人科的手術または子宮内操作,IUD挿入,タンポン挿入,放射線治療などがある。症状は,細菌の毒性が弱いときには比較的軽度であるが,毒性が強いときには重篤な症状を呈し,炎症が子宮筋層に波及して子宮筋層内膜炎となる場合や,さらに激しいものは敗血症を招くものもある。診断は,発熱,下腹痛,血性または膿性帯下,子宮の腫大,圧痛,白血球増加などにより容易である。…
※「子宮筋層内膜炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」