寄太鼓(読み)ヨセダイコ

デジタル大辞泉 「寄太鼓」の意味・読み・例文・類語

よせ‐だいこ【寄(せ)太鼓】

攻め寄せる合図に打ち鳴らす太鼓。せめだいこ。
興行などで、客寄せのために打つ太鼓。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寄太鼓」の意味・読み・例文・類語

よせ‐だいこ【寄太鼓】

〘名〙
① 攻め寄せる合図に打ちならす太鼓。せめだいこ。
御伽草子・さよひめ(室町時代小説集所収)(室町末)「いまは、じぶんもよきぞとて、よせだいこを、とうとうとうつ」
② 興行などで人を寄せ集めるために打つ太鼓。客寄せの太鼓。
※俳諧・犬子集(1633)三「鳴神や白雨雲をよせ太鼓〈長吉〉」

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