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尾上松之助【おのえまつのすけ】
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世界大百科事典 第2版の解説-
おのえまつのすけ【尾上松之助】
1875‐1926(明治8‐昭和1)
映画俳優。大きな目玉をぎょろりとむいて〈目玉の松ちゃん〉の愛称で親しまれた活動写真時代の時代劇(まだ〈旧劇〉と呼ばれていた)の大スター。とんぼを切り,見得を切り,ケレンがうまく,歌舞伎の当り狂言から忍術映画に至るまで,その主演映画はすべて〈松之助映画〉と呼ばれた。岡山市生れ。子ども芝居の舞台から旅役者を経て,牧野省三が経営する京都の千本座に出演。1909年,《碁盤忠信・源氏礎》を皮切りに,横田永之助(横田商会)の依頼で,牧野省三監督と組んで〈活動写真〉を撮り始め,やがて日活が創立(1912)されるとたちまち日活京都旧劇の大スターになった。・・・
▼尾上松之助について記述のある項目
牧野省三【まきのしょうぞう】 活劇映画【かつげきえいが】 忠臣蔵映画【ちゅうしんぐらえいが】 忠次旅日記【ちゅうじたびにっき】 時代劇映画【じだいげきえいが】 日本映画【にほんえいが】
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朝日日本歴史人物事典の解説-
生年:
明治8.9.12 (1875)
没年: 大正15.9.11 (1926)
明治大正期の映画俳優,日本最初の大スター。岡山市生まれ。本名中村鶴三。幼いころより舞台に立ち,旅芝居の役者になり一座を率いて地方巡業をしていたが,映画監督の牧野省三の招きで映画界に入る。「碁盤忠信」(1909)がデビュー作。第3作「石山軍記」で目をギョロリとさせて睨みをきかせたのが人気を呼び,以来「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれる。以後牧野のもとで立ち回りや忍術を中心とする多くの時代劇映画に出演,特にトリック撮影による忍術映画で年少ファンのアイドルとなった。英雄,豪傑,義人,侠客などあらゆる主人公に扮し,横田商会,日活の2社を通して出演作品は1000本といわれる。主な出演作品に「自雷也」「落花の舞」「荒木又右衛門」「忠臣蔵」など。京都の等持院に葬られた。<著作>『尾上松之助自叙伝』
(長崎一)
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説-
尾上松之助 おのえ-まつのすけ
 
1875-1926 明治-大正時代の映画俳優。
明治8年9月12日生まれ。旅役者となり,明治37年2代尾上松之助を襲名。牧野省三にみとめられ42年映画界にはいる。人気スター「目玉の松ちゃん」として,約1000本の時代劇映画に出演した。大正15年9月11日死去。52歳。岡山県出身。本名は中村鶴三。出演作品に「荒木又右衛門」「忠臣蔵」など。
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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。収録人物のデータは2009年1月20日現在のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
百科事典マイペディアの解説-
映画俳優。本名中村鶴三。岡山市生れ。旅役者などを経て,1909年牧野省三に見いだされデビュー。映画草創期の時代劇スターとして1000本以上の作品に出演。忍術映画やチャンバラ映画の英雄に扮(ふん)し〈目玉の松ちゃん〉の愛称で人気があった。 (1875-1926)
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デジタル大辞泉の解説-
おのえ‐まつのすけ 〔をのへ‐〕 【尾上松之助】
[1875~1926]映画俳優。岡山の生まれ。本名、中村鶴三。牧野省三監督に見いだされ、多くの時代劇に主演し、「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれた。
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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説-
おのえまつのすけ【尾上松之助】
(1875~1926) 映画俳優。岡山県生まれ。旅役者から牧野省三に認められる。歌舞伎・講談から取材した英雄像多数を,大正期の無声時代劇に展開。「目玉の松ちゃん」の愛称で親しまれ,一千本と自称する娯楽作品に出演。
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