尾鰭が付く(読み)おひれがつく

精選版 日本国語大辞典 「尾鰭が付く」の意味・読み・例文・類語

おひれ【尾鰭】 が 付(つ)

事実以上に種々のことが付け加わる。複雑になる。
浄瑠璃薩摩歌(1711頃)中「事が延びればおひれがつく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「尾鰭が付く」の意味・読み・例文・類語

尾鰭おひれ・く

話が伝わる間に実際にないことが付け加わって大げさになる。「うわさに―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android