山桐庵其風(読み)さんとうあんきふう

世界大百科事典(旧版)内の山桐庵其風の言及

【切紙細工】より

…《枕草子》にも梅の造花に関する記録があり,江戸時代になると寒冷紗(かんれいしや)や薄紙でつくられるようになった。1856年(安政3)山中庵其竜と山桐庵其風が大坂の難波新地で,花,果実,玉川,飛鳥山,吉野山一目千本の桜などを切紙でつくり,人気を博したという。現在でも町や家の紙製模型が小学生のあいだで作られている。…

※「山桐庵其風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android