山里ぶ(読み)やまざとぶ

精選版 日本国語大辞典 「山里ぶ」の意味・読み・例文・類語

やまざと‐・ぶ【山里ぶ】

〘自バ上二〙 (「ぶ」は接尾語) 山里のようである。山里人のように見える。いなかじみる。ひなびる。さとぶ。山里めく。
源氏(1001‐14頃)橋姫「山ざとびたる若人どもは、さしいらへむ言の葉も覚えで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「山里ぶ」の意味・読み・例文・類語

やまざと・ぶ【山里ぶ】

[動バ上二]《「ぶ」は接尾語》山里のようである。田舎じみる。
「―・びたる網代あじろ屏風などの、ことさらに事そぎて」〈椎本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android