嵐吉三郎(3代)(読み)あらし きちさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「嵐吉三郎(3代)」の解説

嵐吉三郎(3代) あらし-きちさぶろう

1810-1864 江戸時代後期の歌舞伎役者
文化7年生まれ。初代嵐猪三郎の子。2代嵐吉三郎の甥(おい)。文政4年12歳で3代吉三郎を襲名。2代嵐璃寛(りかん)にまなぶ。大坂,京都で活躍。敵役を得意とし,立役(たちやく),女方などをかねた。元治(げんじ)元年9月28日死去。55歳。前名は嵐橘三郎(3代)。俳名は璃子,冠子,鱗昇。屋号は岡島屋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android