川村俊蔵(読み)かわむら しゅんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「川村俊蔵」の解説

川村俊蔵 かわむら-しゅんぞう

1927-2003 昭和後期-平成時代の動物社会学者,霊長類学者。
大正13年2月28日生まれ。大阪市立大教授をへて,昭和44年京大霊長類研究所の初代教授。霊長類学創始者のひとりで,ニホンザル社会における「末子優位の法則」を見出し,また「イモ洗い行動」などの文化的行動を世界ではじめて報告した。49年インドネシア・スマトラでの調査開始。平成15年2月17日死去。78歳。京都出身。京大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android