帯紐解く(読み)おびひもとく

精選版 日本国語大辞典 「帯紐解く」の意味・読み・例文・類語

おびひも【帯紐】 解(と)

衣服をくつろげて体を休める意から、なんの警戒気持ももたないことにいう。安心してくつろぐ。
信長公記(1598)八「いかにも悃にして然るべく候。さ候とて帯紐を解き候様にはあるまじく候」
男女がうち解けて枕をかわす。女が男に肌(はだ)を許す。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「山のこしや帯紐(オビヒモ)をとく花の雨〈正頼〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「帯紐解く」の意味・読み・例文・類語

帯紐おびひも・く

男女が共寝をする。
安心してくつろぐ。警戒の気持ちをもたないでいる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android