年銭(読み)トシセン

デジタル大辞泉 「年銭」の意味・読み・例文・類語

とし‐せん【年銭】

厄年の人が年頭節分に、厄払いのために四辻よつつじなどに自分の年の数だけの金銭を包んで捨てるまじない。また、その金銭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年銭」の意味・読み・例文・類語

とし‐せん【年銭】

〘名〙 厄年(やくどし)の人が正月や節分に、厄落としのまじないとして、四つ辻などに自分の年齢の数だけ金銭を投げ捨てる習俗。また、その金銭。香川県一部でいう。

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