弓の結(読み)ゆみのけち

精選版 日本国語大辞典 「弓の結」の意味・読み・例文・類語

ゆみ【弓】 の 結(けち)

歩射(かちゆみ)競技射手左右一番(ひとつがい)に組み合わせ、弓を射て勝負を定めること。また、その時。
貫之集(945頃)一「弓のけち 梓弓はるの山辺にいる時はかざしにのみぞ花は散りける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「弓の結」の意味・読み・例文・類語

ゆみ‐の‐けち【弓の結】

射手を左右に分け、交互に弓を射させて勝負を争うこと。
「右大殿の―に」〈・花宴〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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