待避壕(読み)タイヒゴウ

デジタル大辞泉 「待避壕」の意味・読み・例文・類語

たいひ‐ごう〔‐ガウ〕【待避×壕】

敵の砲弾などを避けるために掘った穴。
噴火の際に放出される火山砕屑物さいせつぶつから身を守るための、コンクリート製の小屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「待避壕」の意味・読み・例文・類語

たいひ‐ごう ‥ガウ【待避壕】

〘名〙 弾丸爆弾を避けるために掘られた穴。
仮面告白(1949)〈三島由紀夫〉三「七八百米へだたった緩丘の松林に無数の待避壕が穿(うが)たれていた」

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