御事始め(読み)オコトハジメ

デジタル大辞泉 「御事始め」の意味・読み・例文・類語

おこと‐はじめ【御事始め】

江戸時代、陰暦12月にすす払いなどをして、正月準備を始めたこと。江戸では8日、上方では13日に行った。事始め。御事。⇔御事納め
東国で、陰暦2月8日に行った、その年の農事の始めの行事。事始め。御事。⇔御事納め。→事八日ことようか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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