精選版 日本国語大辞典 「御供」の意味・読み・例文・類語
お‐とも【御供】
〘名〙 (「お」は接頭語)
① 主人などに付き従って行くこと。また、その人。
※史記抄(1477)一一「子路がやがてをともせうと云たほどに」
④ かご屋の用語で、かご賃をいう。
※滑稽本・魂胆夢輔譚(1844‐47)三「『だんな、お供(トモ)をいただきたうござります』おともとはかごちんの事なり」
お‐そなえ ‥そなへ【御供】
〘名〙 (「お」は接頭語)
※雑俳・柳多留‐四(1769)「おそなへの次手に頼む三の糸」
ご‐くう【御供】
〘名〙 神仏へお供えする物。ごく。ごくもつ。
※吾妻鏡‐文治二年(1186)六月一五日「安能寺務後始置仏神事〈略〉毎日調二味御供一事」
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