御哭(読み)みね

精選版 日本国語大辞典 「御哭」の意味・読み・例文・類語

み‐ね【御哭】

〘名〙 (「み」は接頭語) 高貴の人が、また高貴の人のために、声を立てて泣くこと。特に、葬儀の時、弔意を表わして声をあげて泣くこと。また、その儀式
書紀(720)允恭四二年正月(北野本訓)「是に対馬(つしま)に泊(とま)りて大に哭(ミネたてまつる)

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デジタル大辞泉 「御哭」の意味・読み・例文・類語

み‐ね【×哭】

声を立てて泣くこと。特に、葬儀のとき、弔意を表して声をあげて泣くこと。
「ことごとくに喪服あさのころもを着て、三たび―奉る」〈天武紀〉

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