御竈を起こす(読み)おかまをおこす

精選版 日本国語大辞典 「御竈を起こす」の意味・読み・例文・類語

おかま【御竈】 を 起(お)こす

(かまどを築く意から) 身代を起こす。財産を作る。
浄瑠璃十二段(1698頃)道行「やれやれおかまうちおこした。これほど嬉しいことはなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御竈を起こす」の意味・読み・例文・類語

御竈おかまこ・す

《かまどを築き上げる意から》身代を築く。財産を作る。
「あいつめは―・すはなしだが」〈滑・膝栗毛発端

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