御霜月(読み)おしもつき

精選版 日本国語大辞典 「御霜月」の意味・読み・例文・類語

お‐しもつき【御霜月】

〘名〙 (「お」は接頭語。「霜月」は一一月の古称) 真宗で一一月二二日から親鸞聖人の正忌の一一月二八日までをいう。その間七昼夜本山で報恩講が営まれる。御七昼夜。御七夜。《季・冬》
※俳諧・桜川(1674)冬「銭箱に鐘もひびくやお霜月〈西山梅翁〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御霜月」の意味・読み・例文・類語

お‐しもつき【御霜月】

浄土真宗で、11月22日から親鸞しんらん命日の28日までの期間法要が営まれる。お七夜 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android