徳若(読み)トクワカ

デジタル大辞泉 「徳若」の意味・読み・例文・類語

とく‐わか【徳若】

[名・形動ナリ]《「とこわか常若)」の音変化》「とこわか」に同じ。
「殿も―民もゆたかに」〈虎寛狂・松楪〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徳若」の意味・読み・例文・類語

とく‐わか【徳若】

〘名〙 (「とこわか(常若)」の変化した語)
① (形動) 永遠に若々しいさま。〔名語記(1275)〕
万歳(まんざい)を演じる者。
歌舞伎伊勢平氏栄花暦(1782)三立(暫)「『祝ひ納むる万歳の』『徳若(トクワカ)衆とも女とも見ゆる姿の男舞』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android