忠実忠実しい(読み)マメマメシイ

デジタル大辞泉 「忠実忠実しい」の意味・読み・例文・類語

まめまめ‐し・い【忠実忠実しい】

[形][文]まめまめ・し[シク]
ほね惜しみせずに、よく働くようすである。まじめで、よく努めている。「―・く働く」
誠実である。実意がある。
「あはれに―・しうのたまふを」〈宇津保・楼上下〉
日常向きである。実用的である。
「―・しき物はまさなかりなむ」〈更級
[派生]まめまめしげ[形動]まめまめしさ[名]
[類語]きりきりしゃんきりりきりっと甲斐甲斐しいきびきびてきぱきしゃきしゃきはきはきすいすい忠実まめ忠実まめやか小忠実こまめ手忠実てまめ足忠実あしまめ筆忠実ふでまめ骨身を惜しまずきちんと規則正しい手取り足取り几帳面まじめ大まじめまじめくそまじめ愚直四角四面誠実篤実真摯至誠信実篤厚質実堅実堅気実直謹厳生一本一本気勤勉律儀義理堅い義理立て良心的ちゃんとしっかりしゃんときちんきちんきっちりかっちりがっちり規則的整然

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android