念願(読み)ネンガン

デジタル大辞泉 「念願」の意味・読み・例文・類語

ねん‐がん〔‐グワン〕【念願】

[名](スル)常に心にかけて強く望むこと。また、その望み。「念願のタイトルを手に入れる」「念願がかなう」「世界の平和を念願する」
[類語]悲願宿願本懐本願願うこいねが望む求める欲する念ずる願望希求希望庶幾切望切願熱望熱願請願思う陳情願い出る出願申請依願懇請懇願哀願嘆願誓願志願併願宿望

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「念願」の意味・読み・例文・類語

ねん‐がん ‥グヮン【念願】

〘名〙 一心に願い望むこと。ひたすら思い願うこと。ねがい。
※宇津保(970‐999頃)国譲下「『心の中におのれにあひ見んと念じ給へ、ここにも限りなくねんぐんし侍るを』と聞かせ給へ」
読本椿説弓張月(1807‐11)残「念願(ネングヮン)成就疑ひなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android