悉知(読み)しっち

精選版 日本国語大辞典 「悉知」の意味・読み・例文・類語

しっ‐ち【悉知】

〘名〙 =ちしつ(知悉)〔文明本節用集(室町中)〕
※地方官会議日誌‐一三・明治八年(1875)七月七日「其人を精選してこれを用るは、地形を悉知し、河状を慣熟するの民無きと謂ひ難し」

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デジタル大辞泉 「悉知」の意味・読み・例文・類語

しっ‐ち【×悉知】

[名](スル)ことごとく知ること。知りつくすこと。知悉ちしつ
「武蔵かねて金内の実直性格を―しているゆえ」〈太宰・新釈諸国噺〉

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