悪癖(読み)あくへき

精選版 日本国語大辞典 「悪癖」の意味・読み・例文・類語

あく‐へき【悪癖】

〘名〙 悪いくせ。よくない習慣。〔落葉集(1598)〕
落紅(1899)〈内田魯庵〉五「幾多の実例を挙げて堤校長が質朴さうな風采に包める好色の悪癖(アクヘキ)を攻撃して」

わる‐ぐせ【悪癖】

〘名〙 (「わるくせ」とも) 悪い癖。また、悪い習慣。あくへき。
※咄本・茶の子餠(1774)異見「大事のさう談の中ごんにも、地口を云ふわるくせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「悪癖」の意味・読み・例文・類語

あく‐へき【悪癖】

悪いくせ。よくない習慣。
[類語]習癖持病奇癖病み付き習性常習習慣悪習病癖性癖惰性くせ習い習わし

わる‐ぐせ【悪癖】

悪い癖。あくへき。

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