愛想が尽きる(読み)あいそがつきる

精選版 日本国語大辞典 「愛想が尽きる」の意味・読み・例文・類語

あいそ【愛想】 が 尽(つ)きる

好意愛情がすっかりなくなってしまう。すっかりきらいになる。
※俳諧・鷹筑波(1638)四「くもれよとあひそも月の西の空 うつかひならふかつら川辺〈増重〉」
談義本・八景聞取法問(1754)一「ぐっとあいそが尽ると俄に不機嫌に成て」

あいそう【愛想】 が 尽(つ)きる

義経記(室町中か)六「明日門外に候事御覧じ候ひなば、義経があいそうもつきて思召されんずる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「愛想が尽きる」の意味・読み・例文・類語

愛想あいそ・きる

好意や信頼が持てなくなる。「あのなまけ者には―・きる」
[類語]見切る見限る見捨てる見放す愛想を尽かすさじを投げる見切りを付ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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