精選版 日本国語大辞典 「手下」の意味・読み・例文・類語
て‐した【手下】
〘名〙
※籾井家日記(1582頃)六「毛利殿も織田殿の手下に成らせられ」
② (「てじた」とも) 劣っていること。低級であること。
※玉塵抄(1563)三七「吾より手じたな者ひっつれてどこへもつれそうたことぞ」
しゅ‐か【手下】
〘名〙
① 手の下。
② てした。部下。配下。くみした。
※読本・近江県物語(1808)三「今降を乞ひて、かれが手下(シュカ)となりなば、後々なり出でんも安かるべし」 〔呉志‐甘寧伝〕
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