擬律(読み)ぎりつ

精選版 日本国語大辞典 「擬律」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐りつ【擬律】

〘名〙 裁判所法規を具体的な事件適用すること。
※裸に虱なし(1920)〈宮武外骨〉朝日新聞社長が脅喝されし奇談「同じ大阪の裁判所がそれに発行禁止処分を加へないのは、あまりに擬律(ギリツ)軽重の差がヒド過ぎるではないか」

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デジタル大辞泉 「擬律」の意味・読み・例文・類語

ぎ‐りつ【擬律】

裁判所判決において法規を具体的な事件に適用すること。

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普及版 字通 「擬律」の読み・字形・画数・意味

【擬律】ぎりつ

法の適用。

字通「擬」の項目を見る

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