攫う(読み)サラウ

デジタル大辞泉 「攫う」の意味・読み・例文・類語

さら・う〔さらふ〕【×攫う/×掠う】

[動ワ五(ハ四)]《「さら」と同語源》
油断につけこんで奪い去る。気づかれないように連れ去る。「波に足を―・われる」「子供を―・う」「とんび油揚あぶらげを―・われる」
その場にあるものを残らず持ち去る。関心を一人占めにする。「人気を―・う」
[可能]さらえる
[類語]奪う取る取り上げる分捕ぶんどかすめ取るもぎ取る引ったくるぶったくるふんだくるっ攫う横取りする強奪する奪取する略取する略奪する収奪する簒奪さんだつする剝奪はくだつする吸い取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android