新世帯(読み)サラゼタイ

デジタル大辞泉 「新世帯」の意味・読み・例文・類語

さら‐ぜたい【新世帯】

新しく持った世帯新所帯
「―より、年月次第に長者となり」〈浮・永代蔵・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新世帯」の意味・読み・例文・類語

さら‐せたい【新世帯】

〘名〙 (「さらぜたい」とも) 新しく持った家庭。あらじょたい。しんしょたい。さらじょたい。
※俳諧・大坂独吟集(1675)上「見わたせば花よ紅葉よおたい櫃 浦のとまやのさら世態也」

あら‐ぜたい【新世帯】

※富本・菜種裳(新夕霧)(1798)「よくなことじゃが極楽のはちすとやらのあらぜたい」

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