日立建機(読み)ひたちけんき(英語表記)Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日立建機」の意味・わかりやすい解説

日立建機
ひたちけんき
Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.

建設機械メーカー。油圧ショベル大手。1955年日立製作所の子会社として日立建設機械サービスを設立。1965年日立製作所の建設機械販売部門各社および日立建設機械サービスが合併し日立建機として設立。1969年日立製作所の建設機械製造部門が分離独立し,日立建設機械製造を設立。1970年日立建設機械製造と日立建機が合併し,新たに日立建機として設立。1973年株式額面変更のため相模工業と合併。油圧ショベルの売り上げが半分以上を占めるが,建設機械の多角化を積極的に進めている。2000年古河機械金属と建設機械のホイールローダー部門で提携,日立古河建機を設立。2004年日立古河建機,2009年ティー・シー・エム,2015年 KCMを子会社化。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日立建機」の解説

日立建機

正式社名「日立建機株式会社」。英文社名「Hitachi Construction Machinery Co., Ltd.」。機械工業。昭和45年(1970)設立。本社は東京都文京区後楽。日立製作所子会社の建設機械・産業車両製造会社。油圧ショベルが主力。米・欧・アジアなどに製造・販売網展開東京証券取引所第1部上場。証券コード6305。

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