映画宣伝(読み)えいがせんでん

世界大百科事典(旧版)内の映画宣伝の言及

【映画】より

…映画企業は興行成績,すなわち観客動員および興行収入によって完結する(そして〈映画〉は興行価値を失ったときに,そのフィルム自体が〈ジャンク〉される,すなわち裁断(廃棄)されて,その寿命を終える)が,今日ではテレビ放映,ビデオソフト化,マーチャンダイジング(映画マーチャン)等等,2次使用,3次使用の形で興行以外の市場への〈映画〉の拡散現象が見られ,新しい映像関連産業が開拓されている。
[映画宣伝と映画批評]
 映画および映画をめぐるすべて(作品の内容と形式,映画会社,スター,監督,劇場等々)の魅力の本質を,あらゆる形で称揚,伝達することによって興行価値を作り出す活動が映画における宣伝である。作品の企画から完成に至る製作過程に行う〈製作宣伝〉,作品が完成してから配給段階に行う〈配給宣伝〉,そして劇場との上映契約が成立してから興行に向かって行う〈興行宣伝〉がある。…

※「映画宣伝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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