書案(読み)しょあん

精選版 日本国語大辞典 「書案」の意味・読み・例文・類語

しょ‐あん【書案】

〘名〙
① 机。ふづくえ。書几
江都督納言願文集(平安後)三・奨学院「王楊盧駱之英才。夜蛍聚書案之上」 〔白居易‐偶眠詩〕
② 書きもの。文書。また、文書の草案草稿。〔後漢書‐劉聖公〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「書案」の意味・読み・例文・類語

しょ‐あん【書案】

書きもの机。文机ふづくえ
文書の草案。下書き。また、文書。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「書案」の読み・字形・画数・意味

【書案】しよあん

案件。また、文机。宋・欧陽脩読書〕詩 至れる哉(かな)天下の樂しみ 日書案に在り

字通「書」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android