村山又三郎(初代)(読み)むらやま またさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山又三郎(初代)」の解説

村山又三郎(初代) むらやま-またさぶろう

1605-1652 江戸時代前期の歌舞伎座元。
慶長10年生まれ。京芝居の祖といわれる村山又八の次男。寛永11年(1634)江戸村山座を創設し,17年ごろ弟村山左近をむかえて大歌舞伎の形をととのえた。村山座がのち買収されて市村座となったため,又三郎は市村宇左衛門初代にもかぞえられる。慶安5年3月6日死去。48歳。和泉(いずみ)(大阪府)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android