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東アジアの共通通貨 【ひがしあじあのきょうつうつうか】

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知恵蔵2014の解説

東アジア地域統合を進める上で、地域共通通貨使用することは重要目標である。政治体制宗教民族等も異なる東アジアではその実現は容易でなく20〜30年程度後になるという意見が多いが、アジア通貨危機をきっかけに域内金融協力機運は徐々に高まっている。自国通貨が米ドルペッグ(釘付けリンク)していたことが通貨危機一因であり、この点、まず複数通貨バスケット指数を作り自国通貨の動きモニターすることが考えられる。次に、各国通貨がまず個別通貨バスケット制移行し、次いで共通通貨バスケット制に移行することが考えられる。例えば、貿易資本取引で使用する米ドル、ユーロ、日本円の割合を見てこのバスケット構成通貨を考えることになる。もっとも、日本円、豪州ドル等の一部の通貨を除き、人民元始めほとんどの東アジア各国通貨には実質的に為替管理が残っていることから、そのままバスケットの構成通貨とすることは難しい。中国人民元は日本円や韓国ウォンと並んで大きな役割を果たそうが、交換性を持つことが条件となる。
( 絹川直良 国際通貨研究所経済調査部長 )

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

東アジアの共通通貨に近い言葉→東アジア|「東アジア共同体」|東アジア共同体|アジア通貨単位|東アジア首脳会議|東アジア競技大会|アジアの写真|「東アジア共同体」構想|アジア通貨単位(ACU=アキュ)|東アジアサミット(EAS)

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