桃山時代(読み)ももやまじだい

精選版 日本国語大辞典 「桃山時代」の意味・読み・例文・類語

ももやま‐じだい【桃山時代】

一六世紀の後半安土桃山時代のうち豊臣秀吉政権を握っていた時代。約二〇年間をいい、中世から近世への過渡期として重要。秀吉が晩年に築いた伏見城の地を桃山ともいったところからの名。雄大な城郭社寺などが造営され、その内部を飾る豪華な障壁画彫刻が発達した。その他、陶芸・漆工・染織なども大いに進歩し、一般に豪壮・華麗をその特色とする。

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デジタル大辞泉 「桃山時代」の意味・読み・例文・類語

ももやま‐じだい【桃山時代】

時代区分の一。中世から近世への過渡期にあたり、豊臣秀吉が政権を握っていた約20年間をいう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「桃山時代」の意味・わかりやすい解説

桃山時代
ももやまじだい

安土桃山時代」のページをご覧ください。

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