業報(読み)ごうほう

精選版 日本国語大辞典 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう ゴフ‥【業報】

〘名〙 過去に行なった善悪行為の報い。または業因とその果報業果。ごっぽう。
万葉(8C後)五・沈痾自哀文「其寿夭者業報所招 随其脩短而為半也」 〔大宝積経九六

ごっ‐ぽう【業報】

〘名〙 「ごうほう(業報)」の変化した語。
太平記(14C後)一一「纔(わづか)に四十三日の中に、皆滅びぬる業報(ゴッボウ)の程こそ不思議なれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう〔ゴフ‐〕【業報】

前世や過去におこなった善悪の行為による報い。業果。
[類語]応報報い祟り悪報果報

ごっ‐ぽう【業報】

ごうほう(業報)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android