機警(読み)キケイ

デジタル大辞泉 「機警」の意味・読み・例文・類語

き‐けい【機警】

[名・形動]その場に応じて知恵が働くこと。また、そのさま。
「何か―な返答をと思ったが」〈蘆花思出の記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「機警」の意味・読み・例文・類語

き‐けい【機警】

〘名〙 (形動) その場に応じてはたらく才能があること。機知があってかしこいさま。機慧
※玉石志林(1861‐64)二「ビュゲアウドがアルナウドの将材ありて、機警なるに心服せしは」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉八「何か機警な返答をと思ったが」 〔魏志‐武帝紀〕

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普及版 字通 「機警」の読み・字形・画数・意味

【機警】きけい

機敏で明察。〔三国志、魏、武帝紀〕太少(わか)くしてるも、任にして、行業を治めず。故に世人未だ之れを奇とせず。

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