欠神発作(読み)ケッシンホッサ

デジタル大辞泉 「欠神発作」の意味・読み・例文・類語

けっしん‐ほっさ【欠神発作】

癲癇てんかん全般発作一つ。突然意識がなくなり、体の動きが止まるが、数秒から数十秒で回復する。小発作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の欠神発作の言及

【癲癇】より

…その後,数十秒から数分で意識を回復するが,入眠したり(終末睡眠),朦朧(もうろう)状態を呈することがある(発作後朦朧状態)。発作時,眼球が上転して白目となり,まぶたが開いていることが特徴的で,本発作の頓挫型(不全型)と欠神発作とは眼症状の違いで鑑別される。初期叫声と呼ばれる叫び声をあげることがあるが,あとは呼吸は停止しており,口唇はチアノーゼを示す。…

※「欠神発作」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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