武力行使(読み)ぶりょくこうし

世界大百科事典(旧版)内の武力行使の言及

【戦争】より

…以上の諸条件の発展と変化の方向によってはさまざまの戦争が今後も勃発することは否定できまい。世界政治【高柳 先男】
【戦争の国際法】
 戦争は,一般に国家相互間の武力行使を伴う闘争であるが,従来の国際法上,戦争を成立させる決定的条件として,武力紛争当事国の少なくとも一方による一定の明示的または黙示的開戦行為,つまり戦意の表明が必要とされた(開戦)。したがって,たとえ国家間に武力行使が行われても,戦意の表明がなければ法上のde jure戦争とはみなされなかった。…

※「武力行使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android