死に入る(読み)シニイル

デジタル大辞泉 「死に入る」の意味・読み・例文・類語

しに‐い・る【死に入る】

[動ラ四]
息が絶える。死ぬ。
「―・る魂の、やがてこの御からにとまらなむと、思ほゆるも」〈御法
死んだようになる。意識不明になる。気絶する。
「夫の死するを見て悶絶して―・りぬ」〈今昔・二・三一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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