気骨が折れる(読み)きぼねがおれる

精選版 日本国語大辞典 「気骨が折れる」の意味・読み・例文・類語

きぼね【気骨】 が 折(お)れる

気苦労が多い。気疲れがする。
浮世草子・人倫糸屑(1688)潜上者「何事にもかた有やうに見せかけたいも気(キ)ぼねのをれる事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「気骨が折れる」の意味・読み・例文・類語

気骨きぼね・れる

あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人教育は何かと―・れる」
[補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
[類語]疲れるくたびれる疲れ果てる疲れ切るだるいかったるいしんどい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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