法界無縁(読み)ほっかいむえん

精選版 日本国語大辞典 「法界無縁」の意味・読み・例文・類語

ほっかい‐むえん【法界無縁】

〘名〙 仏語。全宇宙の一切の衆生に対して特定のものを選ばないこと。仏の慈悲やそのはたらきなどについていう。ほうかいむえん。
※光悦本謡曲・東岸居士(1423頃)「法界無縁の功力をもってわたし給ひし橋なれば」

ほうかい‐むえん ホフカイ‥【法界無縁】

浄瑠璃心中宵庚申(1722)道行「死にに行く身も暫は、ここ生玉馬場先に、ほうかいむゑんの勧進所

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デジタル大辞泉 「法界無縁」の意味・読み・例文・類語

ほうかい‐むえん〔ホフカイ‐〕【法界無縁】

仏語。仏の慈悲が、すべての人々に対して無差別平等であること。ほっかいむえん。

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