浪花家 市松(読み)ナニワヤ イチマツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「浪花家 市松」の解説

浪花家 市松
ナニワヤ イチマツ


職業
漫才

生年月日
明治32年

経歴
喜劇の山村小安の門下。妻である安来節出身の出雲芳子(のち浪花家芳子)とコンビを組んで漫才に転向長身で、大柄で体格の良い妻とのコントラストで笑いを誘った。また鍋や釜、茶碗といった台所道具や自動車のラッパなど様々な小道具を用い、妻の三味線に併せて曲を奏でる“台所メロディ”で人気を博した。芳子とともに平成13年度上方演芸の殿堂入り

没年月日
昭和37年 4月26日 (1962年)

家族
妻=浪花家 芳子(漫才師)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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