混線(読み)こんせん

精選版 日本国語大辞典 「混線」の意味・読み・例文・類語

こん‐せん【混線】

〘名〙
電信電話などで、他の信号通話がまじりあうこと。
風俗画報‐一九九号(1899)東京各区の被害電柱の倒れしもの多からざりしも、断線混線等の障碍は、至る所甚だ多く
② 比喩的に、いくつかの話がいりまじってもつれること。
※読書放浪(1933)〈内田魯庵〉銀座繁昌記「話頭(はなし)少し混線するが」

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デジタル大辞泉 「混線」の意味・読み・例文・類語

こん‐せん【混線】

[名](スル)
電信や電話で、別の通信・通話がまじること。「電話が混線する」
いくつかの話題が入りまじって、話が混乱すること。「話が混線して要領を得ない」
[類語](1混信/(2しっちゃかめっちゃかはちゃめちゃ乱雑雑然乱脈紛然紛紛繚乱蕪雑ぶざつ狼藉卍巴まんじともえ不統一ごっちゃごちゃごちゃごしゃごしゃごじゃごじゃごたごためちゃくちゃまぜこぜ支離滅裂かなえの沸くが如し上を下へ蜂の巣をつついたよう押すな押すな押し合いへし合い混乱錯綜錯乱混沌錯雑交錯混同混交混迷ごた混ぜごちゃ混ぜどさくさこんがらかる紛れる

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