清水房雄(読み)しみず ふさお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水房雄」の解説

清水房雄 しみず-ふさお

1915- 昭和-平成時代の歌人
大正4年8月7日生まれ。五味保義にまなぶ。昭和13年「アララギ」にはいり,土屋文明の選歌欄に出詠。のち編集委員,選者となる。39年「一去集」で現代歌人協会賞。52年「春の土」で短歌研究賞。平成10年「旻天何人吟」で迢空(ちょうくう)賞。16年「独孤意尚吟」で斎藤茂吉短歌文学賞。20年「已哉微吟」で詩歌文学館賞。哀愁感のただよう身辺詠がおおい。千葉県出身。東京文理大卒。本名は渡辺弘一郎。歌集に「散散小吟集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android