湯湯婆(読み)ユタンポ

デジタル大辞泉 「湯湯婆」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐たんぽ【湯婆】

《「たん(湯)」「ぽ(婆)」は唐音暖房用具の一。金属・陶器製で、中に湯を入れて寝床や足を暖める。たんぽ 冬》
[類語]行火懐炉暖房ヒーターセントラルヒーティングスチームスチームヒーターオンドル炬燵こたつ囲炉裏暖炉ペチカストーブ火鉢手あぶり熱器具

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「湯湯婆」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐たんぽ【湯湯婆】

〘名〙 (「たんぽ」に、さらに「湯」を重ねたもの。「たん」「ぽ」は、それぞれ「湯」「婆」の唐宋音) 保温のために温湯を入れる、金属製または陶製の容器蒲団の中に入れて用いる。《季・冬》
※歌舞伎・水天宮利生深川(筆売幸兵衛)(1885)序幕「それは此節馬喰町の平尾で売る発明の湯(ユ)タンポ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android