火成(読み)かせい(英語表記)eruptive

翻訳|eruptive

精選版 日本国語大辞典 「火成」の意味・読み・例文・類語

か‐せい クヮ‥【火成】

〘名〙 マグマ岩漿(がんしょう))の活動によって成ること。その活動に関連する現象名あるいは物質名に冠して用いる。「火成岩」「火成鉱床」など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「火成」の意味・読み・例文・類語

か‐せい〔クワ‐〕【火成】

マグマの活動によって生じること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「火成」の解説

火成

火成岩(volcanic, effusive)に用いられる語で,時に一般的な火成岩として使用される[Shand : 1947].ナウマンによって1849年にEruptivgesteineとして使用された[Naumann : 1849, 1858].

火成

一般に火成岩と同じと考えられる.フィトンはこの語を,火成岩のみならず変成岩も含めて,ライエルのハイポジン(hypogene)と置換えることを提案した[Fitton : 1839, Grabau : 1904].ギリシャ語のpyrは火のこと.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android