無意味(読み)ムイミ

デジタル大辞泉 「無意味」の意味・読み・例文・類語

む‐いみ【無意味】

[名・形動]意味のないこと。価値なく、つまらないこと。また、そのさま。無意義。ナンセンス。「無意味論争
[派生]むいみさ[名]
[類語]論外ナンセンス不毛駄目無意義くだらないつまらないしがないろくでもない末梢的二次的二義的副次的瑣末さまつ枝葉枝葉末節些事さじ細事小事細かい細細しい煩瑣はんさ瑣瑣ささ区区ちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる些些ささ些細ささいささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「無意味」の意味・読み・例文・類語

む‐いみ【無意味】

〘名〙 (形動)
① 意味のないこと。はっきりした理由目的のないこと。また、そのさま。
恋慕ながし(1898)〈小栗風葉一八「毎(いつ)も無意味(ムイミ)溜息を呴(つ)いては挫(くじ)けて了ふのであった」
② 価値のないこと。つまらないこと。また、そのさま。無意義。
春潮(1903)〈田山花袋〉一「かの女と偕に生きるのでなくてはこの人生は全く無意味であるとまで思った」

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