特攻(読み)トッコウ

デジタル大辞泉 「特攻」の意味・読み・例文・類語

とっ‐こう〔トク‐〕【特攻】

特別に編制して攻撃すること。
特に、第二次大戦末期に行われた、旧日本陸海軍による体当たり自爆攻撃のこと。→特攻隊

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精選版 日本国語大辞典 「特攻」の意味・読み・例文・類語

とっ‐こう トク‥【特攻】

〘名〙 (「特別攻撃法」または「特別攻撃隊」の略) 第二次世界大戦の末期に、日本軍がとった体当たり攻撃をさす。
無尽灯(1946)〈石川淳〉三「青春あはれむべし、特攻といふ陰惨な仕掛が強制されて来た」

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改訂新版 世界大百科事典 「特攻」の意味・わかりやすい解説

特攻 (とっこう)

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世界大百科事典(旧版)内の特攻の言及

【特別攻撃隊】より

…第2次大戦中,旧日本陸海軍において,爆薬を装着した飛行機,潜航艇,舟艇などによって敵艦船などに必死の体当り攻撃を行う要員をもって特別に編成した部隊。特攻隊と略す。またこの攻撃を特攻といい,命中率をよくし,大きな破壊威力を発揮するのがねらいであった。…

※「特攻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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